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相変わらず【主人と雌犬】という関係を続けている僕と明日香
……とは言え、其れは飽く迄も
性的な場面に於いてのみ適用されていた事で
日常生活の全てに適用されている事では、決して無い
───否、
現状を慮った際には『決して無かった』と
そう置き換えた方が、若しかしたら正しいかも知れない
此れでも、僕は自分の尽きない欲求を
出来る限りセーブ出来る様に、常に気を遣って来ていた
僕の歪み、狂った愛情を明日香に全て押し付けるという行為は
余りにも酷な事であると、そう自分自身で好く理解していたからだ
そんな僕は、常に葛藤していた
此の儘、自身の、歪み狂った愛情を堪えるか
或いは、堪えずに素の自分で明日香に接するべきなのか、と
そして、その答えを、僕は遂に出した
『例え歪んで居ても、もう堪える事は出来ない』
其れは勿論、明日香への深く大きな、其の愛情故にだ
例え歪んで居ても、狂っていても、明日香を傷付ける事に成っても
此れ以上、明日香への愛情をセーブする事等、不可能だ、と
僕はそんな結論に達し、或る物を用意した
用意したものは───鎖
今現在、明日香はベッドの上で横たわり、眠っているが
其の首には赤い首輪が巻かれ、鎖で繋がれた状態である
僕は、もう、堪える事を止めようと思った
堪えたって苦しいだけだという事も、一つの理由だ
しかし、一番の理由は、明日香のこんな言葉故にだった
『紲那に我慢させたくないから、したい様にすれば好いですよ』
其の一言を受けて、僕は明日香を拘束する為の鎖を買った
何よりも、したかった事
其れが【明日香を繋ぎ留めて置きたい】というものだったからだ
勿論、バスを使う時や、料理をする際には
其の鎖を外し、自由を与えている
其れ以外の時間は、常に鎖に繋がれた状態である明日香が
今、一体、どんな気持ちで居るのか、其れは僕には解らない
けれど、叶うのであれば
僕の、そんな歪んだ望みを、明日香が受け入れて呉れる事
そして、そんな僕から逃げずに、共に居て呉れる事だけを
僕は、心から願って已まない
歪んで居ても好い
間違って居ても好い
例え、狂人と罵られたって構わない
そうしてでも、僕は明日香を手離したくないのだ
だから、僕は明日香に向かって、こんな言葉を伝えようと思う
『誰よりも』
『何よりも』
『ただ一人』
『君を愛してる』
『だから───御願い』
『君を支配させて』
其れが揺るぎ無く、何よりも強い
僕の本心であり、望みであり、欲望だから
僕と明日香との、其の関係
其れは相変わらず【主人と雌犬】のまま続いている
今日は、そんな関係の僕達の
或る事例を一つ取り上げて、話そうと思う
完全に性的な話に成るので
苦手な方は如何か閲覧しないで頂きたい
こう書くと『冗談だろう?』と返されるかも知れないが
明日香は、自身で快楽を感じる事が出来ない体質の女性である
つまり、解り易く言えば
僕が快楽を与えない限り
絶頂を迎える事が出来ない、という事だ
『そんなAVやエロ漫画みたいな事が有る訳が無い』と
そう言われてしまうかも知れないが、此れは事実である
例えば、【調教】の一環として
口を使って【御奉仕】をさせる事が有るのだが
其の時、僕は明日香に性玩具を与え、快楽を与えている
しかし、其の儘の状態では
明日香は絶頂を迎える事が出来ない
奉仕をさせながら、僕が足を伸ばし
明日香の秘部に押し込んだ性玩具を蹴り付ける
そうする事に依って、明日香は快楽を感じ
幾度も、幾度も、絶頂を迎え、こう僕に懇願する
『もう達きたくない』
『御免なさい』
『もう許して下さい』
そう言われた時の僕の気持ちが
此れを読んでいる人達に、伝わるだろうか?
其れは正に───悦楽
黒い欲望に支配された僕は
更に明日香に快楽を与えようと
蹴り付ける足に力を入れるのだ
因みに、此れは余談だが
僕は明日香が快楽を感じて
大きな泣き声を上げない限り
絶頂を迎える事が出来ない体質である
僕も明日香も、御互いが快楽を感じて初めて
自身も快楽を感じる事が出来る体質なのだと言っても
間違いは無いのだろうと思う
耐え切れず、意識が朦朧とする様な
大きな快楽を明日香に与える事に依って
僕もまた、快楽を感じる事が出来るのだ
此れを読んでいる人が、如何言う風に捉えるかは解らない
けれど、僕と明日香は、そういう形で
愛し合っているのだと、断言する事が出来る
其の形は、若しかしたら歪んで居るかも知れないが
僕達は間違い無く、御互いを欲し合っている
時には、余りの大きな快楽に
明日香は悲鳴を上げる事も有るけれど
其れも、僕が彼女に与える、愛情に外ならない
歪んで居ても好い
間違って居ても好い
少なくとも、明日香が否定する、其の日までは
時として酷ですらある大きな快楽を、彼女に与え続けたい
其れは勿論、彼女に対しての
余りにも大きな愛情、其れ故に
僕と明日香の関係を、一言で表すのであれば
其れは【主人と雌犬】である という事を、以前書いた
今日、3月1日
僕はきっと、一生涯、此の日を忘れる事は無いだろう
【主人と雌犬】としての関係を、更に一歩、進ませた日
其れが、今日であると、そう言い切る事が出来るから
【調教】の一環として、僕は今日、明日香にピアスを開けた
其れも、唯のピアスでは無い
其の名称は【ニップル・ピアス】
日本語で言えば【乳首ピアス】だ
タオルを口に挟み、悲鳴を噛み殺して居た明日香を見ながら
僕の心には、黒い欲望が湧き上がった
其れは外でも無い
明日香が痛みに悶え苦しむ様を見て、悦楽に浸るという感情だった
何時か、明日香の身体に、一生消えない傷を刻み付けたい
そう、僕は以前にも書いた
今回のピアッシングは、其の第一歩と言っても過言では無いだろう
明日香が僕の物であるのだという、其の証
其れを形にしたくて、僕は彼女の乳首に太い針を貫通させた
其れに対して、一切の罪悪感を持たないままに
僕達の関係を、他の人が見たら
『歪んでいる』だとか『間違って居る』だとか言うのかも知れない
其れでも、其の言葉を発するという事は
例えどれだけの痛みを伴ったとしても、ピアッシングを受け入れた明日香を
卑下する事に値するのではないかと、僕は思う
そう、此れでも、僕達は限り無く愛し合っているのだ
だからこそ、明日香は僕の願いを受け入れて呉れたのだから
歪んでいても、間違って居ても
僕達が愛し合い、御互いを受け入れ合って居るのは揺ぎ無い事実なのだ
愛しいからこそ、痛め付けたい
若しも、彼女が僕の傍から離れる日が来たとしても
其の身に、僕の愛情の証を刻んだままで、去って呉れるのならば
ほんの少しだけれど、僕は救われる様な気がするから
僕と明日香の関係を、一言で表すのであれば
其れは【主人と雌犬】である
此の世には【調教】という言葉が有る
其の意味は【動物を目的に応じて訓練する事】
僕は今現在、明日香に対して【調教】を繰り返している状態だ
明日香は動物では無いし、雌犬でも無い
しかし、僕達の関係は今、間違い無く【主人と雌犬】なのだ
切っ掛けは、些細な事だった
或る日、明日香が僕に対して、こう告げた事が其れだった
『セツナのしたい様にして呉れて良いですよ』
此の言葉を受け入れた時、僕の歯止めは無くなった
其れ以来、僕は明日香の肉体に、有りと有らゆる調教を施している
其れを受けて、僕はサイト運営を通じて
新たに【主人と雌犬】というシリーズを執筆する事を決定した
他者を意のままに操る事
其の快感と悦びを、形にしたいと思ったからだ
何時か、明日香の身体に、一生消えない傷を刻み付けたい
そんな風にすら思う程に、今の僕は或る意味、壊れてしまっている
其れでも、明日香が僕の物であるのだと
そう強く自覚し、確認を取る為にも
僕は此の歪んだ愛し方を、改めるつもりは一切無い
僕と明日香は【主人と雌犬】である
そして、其の上で、限り無く愛し合っている
例え其れが歪んで居ても、間違って居ても
其れが僕の明日香に対する、何よりも強い愛情である事実は
決して揺るがないのだという事を、此の場を借りて宣言したい
愛しいからこそ、狂わせたい
そんな気持ちを抑え付ける事の出来ない自分は
若しかしたら、ヒトとして何か欠落して居るのかも知れないけれど
例えそうであっても構わないと思う程に
僕は明日香に狂わされ、そして執着して居るのだ
此れを愛と呼ばないのならば、何と呼ぶのか
もしも僕を蔑む人間が居るのであれば、其れを教えて欲しい
僕は、明日香を愛している
其れだけは、決して揺るがない、真理なのだから
血液嗜好症、嗜血症、或いは、淫血症
血液に対して性的渇望を覚える様に成るフェティシズムの一種(※引用:はてなダイアリー)
僕はネクロフィリアで在る、とカミング・アウトした次に
カミング・アウトするならば、此れに尽きるで在ろう
僕は、ヘマトフィリアで在る
愛しい者の首筋に、歯を突き立てずには居られない
そんな僕を許し、受け入れてくれている僕の恋人の為に
出来る限り、そうする事の無い様に、僕は日々葛藤している
因みに、僕がヘマトフィリアで在る事について
同居人を含む身近な人間は、皆、熟知している
其の上で、皆、とても協力的で
怪我をする度に、流れる血液を僕に与えようと
足早に僕の元へやって来る
今現在、共に暮らしている中で、一番付き合いが長いマム(海パパ)は
勿論、僕の此の性癖を熟知して居り、其の上で、こう言って僕を驚かせた
『寝ている間なら、好きな所を切って血を飲めば良いよ』
起きている時にでは怖いから、と付け加えて、苦笑した彼に対して
僕は有難い様な、其れで居て、申し訳無い様な気持ちで一杯に成った
僕はヘマトフィリアで在る
けれど、出来る限り、僕は其の欲求を我慢する
愛しい者の犠牲の上にしか、成り立たない幸福ならば
そんなモノ、僕はイラナイ
周りの人間の幸福と、自分の幸福ならば
僕は迷わず 前者を選択する
綺麗事ではなく 強い願いと祈りとして
僕はそう願って、祈って、已まないのだ
だから、こんな時には
否定した神に対して、恨み言を言いたくなる
何故、僕に、此の欲望を与えたのか
此の欲求さえなければ、見なくて済んだ周りの涙と血を
其れでも求めてしまう様な自分自身を、何よりも怨みながら
